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■ 生産国
フランス

■ 地方
ボルドー地方 メドック地区 ポイヤック(Pauillac, Médoc, Bordeaux)

■ 品種
カベルネ・ソーヴィニヨン約75%
メルロー約15%
カベルネ・フラン約8%
プティ・ヴェルド約2%

■ 土壌
ガロンヌ川由来の砂利質・小石混じりの土壌。優れた排水性と反射光によって果実の凝縮とエレガンスを両立。

■ 醸造方法
区画ごとにステンレスタンクで発酵。
新樽比率約70%のフレンチオークで18〜20ヶ月熟成。
果実・タンニン・樽香の調和を重視したクラシックスタイル。

■ 生産年
1986年 ― ポイヤックを代表するグレートヴィンテージ。圧倒的な骨格と長期熟成ポテンシャルを誇る。

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【テイスティングコメント】
レンガがかった深いガーネット。
カシスリキュール、ブラックチェリー、杉、シガーボックス、トリュフ、鉛筆の芯、湿った森土の香り。
口中では熟成による旨味と果実の名残が共存し、タンニンは絹のように滑らか。
余韻にはポイヤック特有のグラファイトとスモーキーなニュアンスが長く続く。
今なお生命力を感じる、クラシック・ボルドーの真髄。

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【飲み頃とサーブ方法】
・飲み頃:現在〜2030年頃までがピーク。条件が良ければさらに5年の熟成も可能。
・抜栓:コルクが繊細なため、スクリュー式ソムリエナイフでゆっくり抜栓。抜栓後2〜3時間静置してからサーブ。
・デキャンタージュ:澱分離目的で30分程度が理想。過度なエアリングは香りを飛ばす恐れあり。
・温度:16〜18℃。低めから注ぎ、時間とともに開かせるのが理想。

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【グラスの推奨】
チューリップ型の大ぶりボルドーグラス(例:Riedel Vinum Bordeaux, Zalto Bordeaux)を使用。
熟成香の層を最大限に引き出し、酸とタンニンの立体感を美しく表現します。

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【取り扱い上の注意】
・40年近い熟成を経た古酒のため、ボトルごとにコンディション差があります。
・購入後はすぐに開けず、1〜2週間ほどボトルを立てて静置し、ワインを落ち着かせてください。
・保管は12〜15℃・湿度70%前後・振動と光を避けた環境が理想です。
・配送時の振動や温度変化で一時的に香味が閉じることがあります。抜栓後ゆっくりと時間をかけてお楽しみください。
・液面低下やコルクの劣化は経年変化によるもので、品質には問題ありません。

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【店主の一言コメント】
「時が磨いたポイヤックの宝石。」
1986年のランシュ・バージュは、果実・タンニン・熟成香のすべてが一点で交わる奇跡のバランス。
グラスの中で時を味わう――そんな贅沢がここにあります。

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Château Lynch-Bages 1986/シャトー・ランシュ・バージュ 1986

¥58,300価格
数量
11月中旬頃発送予定です。

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